心に残る絵本

「絵本は子どものためもの」と思う方も多いと思います。


保育園で子どもたちに向けて絵本を読んでいるときに「何か、この言葉胸に響く。。」

「この絵本、あの人によんでほしいな」と思うことが多々ありました。

 

今回はその中の一つをご紹介します。

※「100万回生きた猫」
有名な絵本ですのでご存知の方も多いと思います。

 

子どもの時に読んだ際には、なんとなく悲しい話だと思っただけですが、
大人になって改めて読み返すと、普段言葉にできないような気持ちや思いが沢山詰まっている本だと感じました。

 

100万回死んで、そして生き返った猫。
本当の意味で「生きた」のは愛する人と出会った最後の1回だった。
そしてもう生まれ変わらなくていいのだと知る。。。そんな深い深いお話です。


一生手元に置いておきたい本であり、我が子が大人になった時にこの物語の意味がわかる大人になってほしい。

そう思った絵本です☆

 

※「100万回生きた猫」
佐野洋子 作、絵 講談社 1977年