「ありがとう」

笑顔で「ありがとう。」と言われたら、言われたこちらも笑顔になりますよね。できれば我が子もそういうことが自然とできるようになって欲しいと思います。

先日、素敵だな~と思うことがありましたのでご紹介したいと思います。

飲食店で、科学館の帰りかと思われる親子(母親と小学校4年生と1年生くらいの兄弟)が私の隣に座りました。

お兄さんが、お母様を真っすぐ見ながら「今日は連れてきてくれてありがとう!」と言い、弟さんも続けて同じように「ありがとう!」と言いました。そして、食事を運んで来た店員さんに、お兄さんが顔を上げて「ありがとうございます。」と言いました。それから、親子3人で一緒に「いただきます。」と言って食事をされました。

日ごろから、周りにいる大人が子どもに対して心から「ありがとう。」と言っていること、子どもとの時間を丁寧に過ごしていらっしゃることがわかるような光景でした。 

私はこの様子を隣で見ていて…我が子はこんな風に「ありがとう。」と言えているかな…子どもに「ありがとう。」と言っている時、能面のような表情になっていないかな…と考えさせられました。

 

以前、「子どものタイミング」で書いた挨拶もそうですが、「ありがとう。」という言葉も、大人の使い方・示し方が大切なのだと思います。

「ありがとう。」という言葉に、笑顔を添えることにより、その「ありがとう。」は温かいものになるように思います。皆さんも、「ありがとう。」と言うとき、笑顔を意識してみませんか。