楽しみながら学ぶ

子どもって、「ちょっとやめてー!」と思うような事が大好きですよね。

食事中、コップで水を飲んでいたかと思えば、その水をお茶碗に注ぎ、今度はその水をコップに戻し…など。

彼らは、このミッションを遂行するために、普段見せないような表情と根性を見せてくれます。 

 

このミッション、場合によっては周囲が水浸し…という悲惨な状況になっていまいますが、子どもの成長にとっては良いことが詰まっているのです。

それは、手首を使い、指を使い、水がこぼれないように慎重に集中して注ぐ…そして、できた時の達成感を味わう。

そうは言いましても、食事中にはやってほしくないことですので、食事中ではないときに、遊びとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

取っ手のある計量カップなどがあればよいのですが、無ければお子様の手にしっくりくるサイズのコップでも構いません。容器が2つあればすぐに始められます。トレーの上に乗せて行うと、少々水がこぼれても気になりません。まずは少しだけお水を入れてから初めてみてください。

  

年齢が上がれば、食事のときに、飲み物などを注ぐ担当を任せてもよいですね。