
子どもが素直に受け取れる!「Iメッセージ」と「Weメッセージ」
新学期が始まり、リズムが整うまでは日々バタバタだったりしますよね。いけないとは思ってはいるものの「早くして!」とついつい言葉が出てしまい、結局更に遅くなる、、、そんな経験はありませんか?
つい感情的になってしまうのは、毎日子育てをがんばっている証拠。
毎日子育てに奮闘していると、つい口調がきつくなったり、思いがうまく伝わらなかったりするものです。でも、言葉の届け方を少し工夫するだけで、子どもの反応は驚くほど変わります。
そのヒントが「I(アイ)メッセージ」と「We(ウィ)メッセージ」です。
どちらも子どもの心をやわらかく開き、親子のコミュニケーションを温かくする魔法のような伝え方です。
☆ Iメッセージは「ママは嬉しい、すごく助かったよ」と自分の気持ちをストレートに伝える方法。あなたをちゃんと見ているよ、という認められたい気持ちもくすぐります。存在を受け入れてもらえたような、満足感や自己肯定感が感じられ、もっと頑張ろうかなとついつい張り切ってしまう魔法の言葉がけです。
☆Weメッセージは「みんな喜んでたよ、先生も、おじいちゃん・おばあちゃんも褒めてたよ!」と私たちを主語にして伝える方法。みんながそんな風に思ってくれていたんだ!と天にも昇るようなくすぐったい喜びを感じられること間違いなし!
実践例
おもちゃが散らかっているとき
×「早く片づけなさい!」
○(Iメッセージ)「お部屋がピカピカになって、ママ嬉しいな、こんなにキレイに片づけられるんだ!ってびっくりしちゃった」
○(Weメッセージ)「パパもお片付け上手になったねって言ってたよ」
ごはんをなかなか食べないとき
×「ちゃんと食べなさい!」
○(Iメッセージ)「食べてくれないとママ心配になっちゃうけど、このご飯はいっぱい食べてくれたんだね、嬉しいな」
○(Weメッセージ)「~ちゃんと一緒に食べれて、嬉しいな。幼稚園の先生も苦手なものも一口食べれたんですよって褒めてくれたよ!」
嬉しい、楽しい、悲しい、そんな感情を伝えるとき、人は自然と本音を伝えているそうです。
~しなくちゃいけない、といった建前的な語りかけより、心の奥に伝わっていくのも納得です!
我が子だけでなく、大切な家族に友だちに、いつも支えてくれている人たちに、是非、素敵なメッセージをプレゼントしてみてくださいね(^^♪