迷ったときには受診を

今回は、経験から学んだことをご紹介したいと思います。

下の子の授乳のとき、上の子と同じように横抱きで授乳をしていると、なんとなく飲みづらい様子だったので、フットボール抱きや縦抱きで与えていました。

それから数年後…成長するにつれ、だんだんと下あごが目立つようになったのです。

そして、5歳の頃には完全に受け口(反対咬合)となっていました。

かかりつけの歯科医院では、永久歯へ生え変わると治るのかもしれないと言われましたが、女の子だったこともあり、それまで待てずに矯正歯科を受診しました。

上顎が成長していないということと、普通は上顎についている舌が、我が子の場合は常に下に落ちているという診断を受けました。

普通は、無意識でいる時、舌は上顎についていると思いますし、食べ物を飲み込むときも舌は上顎につきます。

しかし、娘の舌は常に下に落ちたままだったのです。 

それから治療開始し、4年かかって受け口(反対咬合)は治りました。

しかし、今でも下顎を出す癖があるので、それを見かける度に声を掛けています。

歯科医院に限らず、小児科でも眼科でも、病院によって治療方法は違ってきます。

『おかしいな』と思った時はそのままにしないで、また、他の先生の意見も聞いてみたいなと思った時には、迷わず受診していただきたいなと思います。