アタマジラミに気を付けて!
アタマジラミ、みなさんご存知ですか?
園や学校、学童保育などでときに集団発生する第3種感染症です。
生命の危険に関わるものではありませんが、激しいかゆみを伴うため駆除による治療が必要です。
現代には見かけない…
夏場に多い…
毎日頭を洗っていれば大丈夫…
というものではなく、
現代でも存在していますし、一年中生息していますし、毎日頭を洗っていても感染します。
また、アタマジラミは、髪が触れることで感染し、帽子やタオルの共有でうつる場合もあります。
もれなく我が子も小学校低学年の時に経験しました。
忘れもしません…あれはクリスマス前でした。
子どもの髪を結おうとしたとき、髪に白い粒を見つけたのです。
ふけ?埃?と思って掻き分けると…ポツポツあるではありませんか。さらに、指でつまんで取ろうとしても簡単に取れませんでしたので、「シラミだ…。」とすぐに分かりました。
そうと分かれば迷うことなく駆除!退治!
家族全員がシャンプー(市販の専用シャンプー)を行い、毎日毎日子どもの布団に掃除機をかけ、洗濯物はすべて熱湯消毒!
それから毎日毎日子どもの髪にこびりついている卵を取りました。
これでもかこれでもかと必死に卵を取るのですが、なぜか取り残しがあり…卵が完全になくなるまで3週間かかりました。
この年のクリスマス、上の子はサンタさんに電子顕微鏡をもらいました。
「お母さん!〇〇ちゃんの頭についてた卵の中に何か見えるよ!すごいね!」
そうです…記念すべき初めての観察は、シラミの卵でした…。
参照 KINTYO 誰にも聞けないシラミの話
http://www.kincho.co.jp/gaichu/sirami_q.html