クリスマスプレゼント
街中ではクリスマスグッズが並び、イルミネーションと共にクリスマスを盛り上げてくれていますが、お子様へのプレゼントはもうお決まりになりましたか?
この時期になると、我が家でも娘達へのプレゼントの準備が大変だったことを思い出します。
プレゼントの渡し方は各ご家庭で様々だと思いますが、我家では、“サンタクロースは居るかもしれない”と夢を持って欲しくて、両親からとサンタさんからと、1人2個ずつのプレゼントを準備していました。
12月に入った頃からスーパーの特売のおもちゃのチラシを手に入れ、「この中だったらどれが欲しい?」と何気なく聞き、ポイントがたくさん付く特売日を狙って買いに走り、クリスマスまでの間、娘達の目につかない所に隠し、クリスマスの日は寝静まってから枕元へ!
そのかいあってか、娘達の反応は上々。「サンタさんにもらったー!」とご近所の仲良しさん同士で見せ合いっこをして喜んでいました。
サンタクロースのことを、“信じている子どもにはプレゼントを置いて行ってくれる夢の存在”だと娘達の心に印象付けられたことに私は満足していました。
ところが、それから数十年経ったある日、娘達との何気ない会話で私は衝撃を受けました。
二女…「サンタさんは残念ながら居なかったよ。」
私…「どうして?我が家には来ていたよ。」
長女…「あれは、母さんが○○(スーパーの名前)で買って来てたんでしょ?」
私…「え?どうしてそう思うの?」
二女…「だって、○○のレシートが一緒に袋の中に入っていたもん。」
私…・・・
大失敗でした。それまではサンタさんを信じていたけど、そのレシートで母さんだと確信したらしいのです。夢を与えるどころか現実を突きつけてしまいました。
それから娘達は、サンタさんからのプレゼントを引き続き受け取るためか、母の失敗をなかったことにしてくれていたのか(多分、前者でしょうが)、その後何年も私が買ったサンタさんからのプレゼントを喜んでいた様です。
皆さんのお宅ではどの様にプレゼントを渡されていますか?レシートには十分お気を付けて下さいね。