年齢ごとのもじ、かたち、数字遊び②

保育園向けフリーペーパー「せんせい!」春号で特集した
『保育園で「もじ・かたち・すうじ」~ワークやお勉強ではない文字・言葉・数字・図形への楽しいアプローチ~』
ご家庭でも実践できる内容なのでご紹介いたします^^


●2・3歳

・私の名前・あなたの名前

自分への意識が高まる2歳児。ひらがなは名前から始めると興味がわきます。
「ことみちゃんの『こ』はこんにゃくの『こ』、ぷるぷる!」など自分の名前の文字遊びを一緒にすると文字への関心も高まります。

 

お友達を意識し始める3歳児ではパーテーションなどの後ろに隠れたお友達や先生が「だーれだ?」と聞いて声の主を当てたりも楽しいです。家族やお友達が集まった時に行うのも良いですね☆


●ごっこ遊び

活動が増え、興味やこだわりが見えてくる2、3歳は、虫や動物などになりきる表現遊びがおすすめ。動きや鳴き声をまねることでよく観察することにもつながります。
好きなキャラクターや身近な家族になりきってポーズを決めたりするのも楽しいですね。


●4・5歳

・再確認の遊び

あてっこ遊びやゲームも複雑で難しいものが楽しい時期です。
背中に書いた文字を当てたり、一部が隠れている数字や文字をあてるなど、知っているものを再確認する遊びを多く取り入れます。

簡単なゲームでも前置きなく突然はじめてみたり「10数える間」などルールを追加したり応用するのも面白いです。時間切れになったら「どかーん!」の演出も楽しい要素ですね。

 

・「あ」の手紙

お手紙ごっこでは「文字や絵で思いを伝えることができる」と書くことに興味が持てます。内容は一言でOK。
一文字でも名前でも絵だけでも折りたたんで「お手紙」にしてみましょう。

一緒に開いて書いてあるものを読んで伝えたり、文字が書いてなくとも「なんて書いてくれたの?」と思いを受けとってみましょう。続けることでより書きたいという意欲がわくことと思います☆


表現遊びから言葉や文字、数え遊びや比較遊びから数字や形へと興味を伸ばしていかれたらいいですね^^