
👻ハロウィンにぴったり!絵本『ねないこだれだ』絵本紹介🎃
もうすぐハロウィンの季節ですね。
おばけや夜の世界がテーマの絵本を読みたくなるこの時期に、ぜひおすすめしたいのが せなけいこさん の名作『ねないこだれだ』です。
小さな子どもから大人まで、「ちょっとこわいけど、かわいい」不思議な世界に引き込まれる絵本です。
📖『ねないこだれだ』ってどんなお話?
主人公は夜になってもなかなか寝ない子ども。
時計が「ボン、ボン、ボン」と鳴る夜中の9時、おばけが現れてこう言います。
「こんなじかんにおきてるのは だれだ?」
そのあとは…おばけといっしょに空の上へ飛んでいってしまうという、ちょっとドキッとする展開。
でもその“こわさ”が、子どもたちに「夜は寝ようね」というメッセージを優しく伝えてくれます。
🎨せなけいこさんの貼り絵の魅力
『ねないこだれだ』の魅力のひとつは、せなけいこさん独特の貼り絵。
シンプルながら温かみのある色づかいと、どこかユーモラスなおばけの表情が印象的です。
夜の闇の中に浮かぶ白いおばけは、怖いのに、なぜか愛らしい…。
子どもたちの「怖いけどもう一回見たい!」という気持ちを上手に引き出します。
🎃ハロウィンの夜にぴったり
ハロウィンの夜に、少し灯りを落として『ねないこだれだ』を読むと、ちょっぴりスリルのある読書タイムに。
『ねないこだれだ』は、保育園でも大人気の絵本です!
ボーン、ボーンと小さな赤ちゃんでも覚えたフレーズを一緒に言ったり、お化けの世界へ飛んでいけ~でみんなで飛んで行ったふりをして「キャー」と大騒ぎしてみたり、この時期だけでなく、1年中楽しんでいます!
親子で読むと、「おばけって本当はどんな子かな?」「夜はどうして寝なきゃいけないの?」など、楽しい会話が生まれます。
お菓子やコスチュームだけでなく、絵本で“こころのハロウィン”を楽しむのもおすすめです。
👻まとめ
『ねないこだれだ』は、ハロウィンだけでなく一年を通して楽しめる名作です。
シンプルな言葉と大胆な構図、そしてどこか哲学的なラスト。
子どものころに読んだ人も、大人になって改めて読むとまた違う感情が湧いてくるでしょう。