七五三

11月15日は七五三です。

11月になると、自宅近くの神社には、かわいい着物姿のお子様をたくさんお見掛けします。

さて、七五三という行事…どのような願いが込められているかご存知ですか?

今回は、七五三に込められた願いと、我が家のエピソードをご紹介したいと思います。

 

七五三とは…

7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う日本の年中行事であり、神社や寺などで「七五三詣で」を行い、ご報告、感謝、祈願を行う奉告祭である。

髪置き:3歳の男女児が髪の毛を伸ばしはじめる儀式

袴儀:5歳の男の子が袴を\着用しはじめる儀式

帯解き:7歳の女の子が大人と同じ帯を結びはじめる儀式

千歳飴という名前は…

「千年」つまり「長い」「長生き」という良い意味があると共に、細く長くなっており(直径約15mm以内、長さ1m以内)、縁起が良いとされる紅白それぞれの色で着色されている。そして、千歳飴は、鶴亀(つるかめ)や松竹梅などの縁起の良い図案の描かれた千歳飴袋に入れられている。※Wikipediaより

 

冒頭に書きましたように、我が家も七五三詣りを行いました。

満3歳になったばかりの次女に着物を着せて近くの神社に行ったのですが、当時その神社にはハトがたくさん住んでいて、ハトのエサも置いてありました。

「今日は着物だし、お詣りに来たのだから、ハトにエサをあげるのはやめようね。」なんて言っても通じるわけありません。

袖を振り乱し、地面にこすりつけながらハトにエサをあげていると、ビリッと…袖の輪になっているところの糸が切れてしまいました。

お祓いが終わっていませんでしたし、記念撮影も終わっていませんでしたので、巫女さんに裁縫道具をお借りし、野外テントの下で袖を縫い直しました。

眉間にしわを寄せ、険しい表情で次女の袖を縫っている私が写っている写真…今となっては良い思い出です。

 

このように、かわいい我が子の七五三を通して、日本の行事を体験なさってみるのも良い思い出になるのではないかと思います。

お子様の健やかな成長を心よりお祈り申し上げます。