子どもの性格 親の性格

当たり前のことですが、同じお腹から生まれてきても、兄弟姉妹の性格は違いますし、親子の性格だって違います。

今回は、長女が一年生になった頃、友人から言われてハッとさせられた昔話をお話したいと思います。

 

私は、翌日の準備は前日のうちに終わらせないと落ち着きません。

そのためか、我が家の長子(初めての子ども)として誕生し、そんな私と違う性格のゆっくりしたペースの長女には、どうしても口うるさく言っていました。

この子は私の分身ではない…という自覚はあるものの…どうしても言ってしまうのです…。

 

長女が小学1年生になった時、友人に何気なく

「ランドセルの中に、1時間目から順番に教科書とノートを入れなさいって言うのに、バラバラに入れるんだよ~。何でちゃんと入れないんだろ~。」

「はぁ?ランドセルに入れるだけでいいじゃない!何がダメなの!?」

お互いビックリ(笑)。

 

今ですと、私、何言ってるんだろう…と思いますが、当時は初めて迎える小学校生活に、「きちんとしなければ!させなければ!」という無駄な気合がありました。

 

下の子が小学生になる頃には、同じお腹から誕生した姉妹であっても、親子であっても性格は違う!と受け入れられるようになっていましたので、

次女が、ランドセルの形が変形するくらいぎゅうぎゅうに荷物を詰め込んでも、

時間割を確認するのが面倒だから全部持っていく!と言いっても、

全く気になりませんでした。

 

〇〇でなければいけない

〇〇しなくてはいけない

 

こういったことは、子育てには必要にないように思います。

親から子どもへ、人生の先輩としてのアドバイスは大切ですが、押しつけはいけないなと反省しました。 

子どもが大人に合わせるのではなく、子どもの性格、子どものペースを大人が尊重することが一番大切ですね。