お父様と子育て

先日、ある芸能人のブログを見ながら感じたことがありました。

その方は3歳のお子様のお父様。お子様をきつく叱ると母親の元へ行ってしまった。また自分の元へ来てくれるのだろうか、嫌われてしまったのではないだろうかと心配されている内容でした。

働き盛りのお父様は、お母様に比べてどうしてもお子様と一緒に居られる時間が少なくなってしまうので、同じ不安を抱かれるお父様も多いのではないでしょうか。

確かに、お子さんはお母様のことが大好きですが、お父様が大好きだと言うお子様もいらっしゃいます。そのご家庭の特徴は、小さい頃からお父様がお子様とのコミュニケーションを密にされているご家庭だと思います。

コミュニケーションとは、どんなことをすればいいのか?

小さいお子様には、やはり“遊び”でしょうか。お父様ならではの豪快な体を使った遊びをすると、「やって!やって!」が無限に続き、大興奮です。大きくなって体を使った遊びを卒業されたお子様は、お子様が興味を持っていることに少しだけ興味を持っていただいて、同じ話題で言葉を交わしていただければお父様の存在は大きくなります。お父様にしかできないことを印象付けられたら大成功ですね。

いずれにせよ、叱っている内容にお父様の信念があれば、日々のコミュニケーションが取れていれば、お子様はお父様のことを嫌ったりはしません(※怒っているのではなく叱っている場合)。

※『怒る』…感情をそのままぶつけるだけで相手の事は考えていない。

 『叱る』…相手のために良い方向へ導く指導。

 

子どもはご承知の様に未発達です。嫌われるのを心配して、叱ることを避けていてはお子様が大人になった時に困る事態が起こるかもしれません。お父様、お母様の日々の導きがあってこそ、色々なことを学習していくので、私も含め、[いけない事はいけない]ときちんと伝えられる大人で居たいですね。