スマホ育児

小学生のプログラミング教育が必修になり、福岡市では児童生徒に1人1台タブレット端末の配布が予定されています。

子ども達にとって、スマホやタブレット、パソコン等は生活の一部になりつつある今、一番身近で手軽に手に取ることができるのはスマホです。そして、“スマホ育児”という言葉が生まれたように、スマホの中には子どもにとって魅力的なアプリや動画がたくさんあります。

 

さて、便利な子育てアイテムであるスマホですが、

スマホの画面を見せないと泣き止まない…

スマホを手離さない…

というように、生活の中心になってくると、「もうおしまい!」では通じなくなってしまいます。こうなると、子どもの心身の成長にプラスになるとは思えません。

ですので、できればそうなる前に、スマホは上手に取り入れていただきたいなと思います。

 

例えば、動画は電車やバスに乗るときや保護者が食事の準備をしているときだけ見る…というような約束を決め、「今日は特別ね」ということはせずに約束を守り通してください。

子どもは会話ができないくらい小さいときでも約束を理解し、守ることができます。

 

また、ただ画面を見せておくだけではなく、【手指を使う遊び】は一緒に取り組み、【身体を動かす遊び】は一緒に動かすなど、スマホと子どもの間に大人が入って話しかけてください。

子どもが一緒に遊びたいのは、スマホよりもお父さんお母さんです。

子どもが見つめていたいのは、スマホよりもお父さんお母さんの顔です。

子どもが聞きたい音は、スマホの音よりもお父さんお母さんの声です。

そのことを忘れないでくださいね(^―^)